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​​ アメリカ人の作家で、自己開発の講演でよく知られているデール・カーネギー(1889~1955)はミズーリ州の貧しい農家に生まれたが、長じてベストセラー作家となった。彼が書いた「人を動かす」(1936年)「道は開ける」(1948年)は、今も多くの人に支持を得ているカーネギーの考え方の基本は、他者に対する自己の行動を考えれば、他者の行動も変わるという事である。

 彼は自分んの父親についてこう証言している。

 父親は一日が終わると、家族全員を前にして聖書の一説を読むのを常としていた。その後みんなわひざまずいて「家庭の祈り」をした。この時聖書の言葉の一つずつは、デールの心の中に深く根付いていった。

 「父は、聖書の言葉を、実を持って実践しようと努力をしてきました。おかげで、この世の王でさえも意のままに得ることのできない

​心の安らぎを、父は手に入れることが出来ていました。」               キリスト教例話集

 

 もし悩みの種を抱えているならば、ウィリス・H・キャリア
 の公式を使って、三つのことをやってみるべきだ。
1.「起こりうる最悪の事態はとは何か」と自問すること。
2.やむをえない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟
  をすること。
3.それから落ち着いて最悪状況を好転させるよう努力す
​  ること。 ・・・  

                       『道は開ける』(デール・カーネギー)より

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